こんにちは、ツバサです。
【悪女は砂時計をひっくり返す】を紹介させていただきます。
今回は76話をまとめました。
ネタバレ満載の紹介となっております。
漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。
又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

売春婦だった母が伯爵と結婚し貴族の一員となり生活が一変した「アリア」。
妹の「ミエール」によって母が殺され…自分も殺されかけたが、死の直前に砂時計のおかげで過去へと戻ることができた・・・!
「アリア」は妹を超える悪女になって「ミエール」に復讐することを決意したがーー!
アリア:物語の主人公。前世では悪女として処刑される。
ミエール:アリアの義妹。裏で暗躍し、アリアを処刑に追い込んだ。
ジェシー:アリアの専属メイド。
ロースチェント伯爵:アリアの養父。
ロースチェント伯爵夫人:アリアの実母。
カイン:アリアの義兄。
サラ:アリアの家庭教師。前世では公爵夫人となった。
プレデリック・オスカー:公爵家の長男。ミエールの婚約者。
アース:謎の男。アリアに興味を抱いている。
エマ:ミエールの専属メイド。

76話 ネタバレ

登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。
- 混乱
ミエールは⼝を⼤きく開けて震えていた。
「・・・私たちは先に出る」
伯爵は⽴ち上がり、ミエールにここを出るように促した。
伯爵夫⼈は⼀⽬も⾒ずに、ただ静かに頭を頷く。
「⼤丈夫、アリア?」
アリアは、⺟親が持っていた暖かい⼿を感じて頷いた。
⽗親に従わなかったカインも、⼼配そうな表情でアリアを見ます。
「・・・ミエール!」
その時でした。
突然ミエールは床に倒れた。
驚いた伯爵は急いで彼⼥を支えて、伯爵夫⼈もミエールに駆け寄った。
カインは医者を呼び、聴衆席は混乱しました。
「あなたは雌⽝!あなたは邪悪な⼥性よ!すべてお前のせいだ!お前がいなければ!・・・うぐっ!」
その光景を⾒ていたエマは、アリアに呪いの言葉を吐き出し、警備員の拳に打たれ、意識を失い、引きずり出された。
- 待望の瞬間
アリアは倒れたミエールに駆け寄り、顔⾊をチェックするふりをして、とても⼩さな声で囁いた。
「ミエール・・・、かわいそうな⼥の⼦。エマとベリーが私を毒殺させる事を知らないと思っていたの?」
その言葉を聞いて、ミエールの⽬は大きく開いた。
アリアはこの瞬間を待っていました。
ミエールへの復讐は始まったばかりでしたが、アリアは⼤満⾜でした。
「幸いなことに、ミエールが⽬を覚ましたわ。しかし、急いで彼⼥を医者に診てもらった方が良いと思います」
アリアはミエールを支えながら、そう言います。
この場でミエールがアリアを罵る事を期待していたが、彼女は思ったよりも強い女性でした。
何処からともなく現れたレーンが手配した病院にミエールは向かいます。
すれ違う際に、レーンはアリアだけに聞こえる声で言います。
「誰かがあなたを待っています」と。
誰を意味するのかを理解したアリアは、ゆっくりと頷く。
(私を心配して?それとも、私の本性を垣間見たから?)
アリアが騒ぎを利⽤して静かに席を離れるのを⾒ていたカインは、奇妙な表情を浮かべながら彼⼥を追いかけました。
- 二人の遭遇
アースはそれほど遠くない場所でアリアを待っていました。
その時、突然誰かがアリアの名前を呼ぶ。
「アリア!」
「・・・お兄様?」
カインはミエールについて行かず、アリアを追いかけたのでした。
(レーンは何をしているの!?)
カインを止めなかった彼に、アリアは怒りを覚えた。
「ミエールはどうですか?彼⼥は⼤丈夫ですか?彼⼥は呼吸があまり良くなかったようでしたので・・・」
「ミエールは⼤丈夫でしょう。⽗も一緒だからな」
何とかして、カインをミエールの元に向かわせようとしますが、彼はアリアが心配だと言って頑なに離れようとしません。
皇太子に会うとは言えず、アリアはアースに会う事を諦めようと考え、来た道を戻ろうとします。
「アリアお嬢様」
背後から名前を呼ぶアースの声はかなり冷たかった。
雑貨屋で初めて会ったような気分になり、⼀瞬で全⾝が緊張する。
「・・・誰だ?」
カインは謎の男の突然の出現に、強い敵意と警戒を表した。
アリアも⼆⼈が直⾯する状況を考えていなかったので困惑する。
「あなたは?」
アースも警戒心を強めていた。
「それは私が先に尋ねた質問だ」
カインはそう答えて、アースの姿を観察した。
皇太子に見えなかったせいか、カインが不快感を表す態度に、アリアは青ざめる。
二人の間に見えない火花が散っているように見えたので、アリアは慌てて仲介に入りました。
「お兄様、私はこの人と約束があるので、先にミエールの元に向かってください」
「・・・約束?」
カインは、アリアが⾒知らぬ男と約束をしたと聞いたとき、不信感を持って再び尋ねました。
アースはアリアの側に⼀歩近づき、「不審者が誰なのかがはっきりしましたね」と⾔います。
今すぐ出発しようとアースが⾔うと、カインは突然アリアの⼿⾸で掴んで引き寄せた。
「まだ成人を迎えていないアリアを、見知らぬ男と⼆⼈きりにすることは出来ない」
「・・・!?」
アリアはすぐにカインの側に引きずり込まれました。
彼はアリアを⾃分のものであるかのように後ろに隠す。
手首を掴む力が強く、痛みでアリアは眉をひそめた。
遂に、アリアの復讐劇が幕を開けます。
誰にも聞こえない声でミエールを陥れる声に、彼女も驚いたでしょう。
それよりもカイン、あなたはミエールについていきなさい!!と思いました笑。
どんだけアリアの事を気にかけているんでしょうか?
過去とは違う彼の今後の行動が怖いですね・・・。
そして出会ってしまったアースとカイン。
ロースチェント家は貴族党ですので、アースの正体を明かせば、アリアが内通者と思われてしまう可能性があります。
彼女はこの窮地を脱出出来るのでしょうか?



