こんにちは、ツバサです。
【悪女は砂時計をひっくり返す】を紹介させていただきます。
今回は42話をまとめました。
ネタバレ満載の紹介となっております。
漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。
又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

売春婦だった母が伯爵と結婚し貴族の一員となり生活が一変した「アリア」。
妹の「ミエール」によって母が殺され…自分も殺されかけたが、死の直前に砂時計のおかげで過去へと戻ることができた・・・!
「アリア」は妹を超える悪女になって「ミエール」に復讐することを決意したがーー!
アリア:物語の主人公。前世では悪女として処刑される。
ミエール:アリアの義妹。裏で暗躍し、アリアを処刑に追い込んだ。
ジェシー:アリアの専属メイド。
ロースチェント伯爵:アリアの養父。
ロースチェント伯爵夫人:アリアの実母。
カイン:アリアの義兄。
サラ:アリアの家庭教師。前世では公爵夫人となった。
プレデリック・オスカー:公爵家の長男。ミエールの婚約者。
アース:謎の男。アリアに興味を抱いている。
エマ:ミエールの専属メイド。

42話 ネタバレ
登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。
- 贈り物
夏が過ぎ去り、もうしばらくすると高級品の供給が始まります。
元の生活に戻りたい貴族たちは、莫大な金額を彼らに払うでしょう。
これを想定して、私は夏の間に会えなかったサラに手紙や香水をプレゼントしていました。
読書に夢中になっていると、屋敷の外が騒がしいことに気づく。
窓の外を見ると、二度と訪れないと言っていたレインがいた。
「どうして彼が?」
次の会議の手紙を届けに来たのでしょうか?
1階に降りて目にしたのは、笑顔を浮かべるミエールの姿でした。
アリアを見つけたレインは喜んで言います。
「アリアお嬢様にも贈り物を持って来ました」
「贈り物?」
彼が手招きをすると、使用人が大きな箱を持って来ます。
「これは何ですか?」
「大したものではありません。それは私の主人からアリアお嬢様へのささやかな贈り物です」
ささやかな贈り物と言うには、女性一人で持ち上げるには大き過ぎた。
(アースは何を送って来たのかしら?)
- 使用人
尋ねてもいないのに、ミエールのメイドの一人が贈り物の自慢をする。
「お嬢様、一体どこで彼はこの砂糖と蜂蜜を手に入れたのでしょうか?とても高価だったに違いありません」
アースはミエールに送ったのは砂糖のようです。
(どうして彼はミエールに砂糖を?彼女にはまだ利用価値があるのかしら?)
少しの動揺を隠して私は部屋に戻ろうとした。
レインはアリアへの贈り物を自室まで届けるように命じます。
ミエールは久しぶりに訪れたレインをお茶に誘い、二人はラウンジへと姿を消した。
贈り物を自室の中まで運んだ使用人は、何も言わずにドアに向かいます。
その態度が気に食わず、私は舌打ちをします。
そして使用人は外に出るのではなく、扉の鍵を閉めました。
(な、何?)
私が叫ぼうとする前に、使用人は深く被っていたフードを外しました。
フードを外した彼の顔を見て、私は何も言えなかった。
「・・・アースさん?」
「お久しぶりですね」
使用人の正体は驚くべきことにアースでした。
私は知っている相手だと分かり、ホッとします。
「・・・けど、どうしてあなたがここに?」



