こんにちは、ツバサです。
【帰還者の魔法は特別です】を紹介させていただきます。
今回は186話をまとめました。
ネタバレ満載の紹介となっております。
漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。
又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

人類が迎えた最悪の災害、影の迷宮。
「デジール・アルマン」は影の迷宮の中で最後まで生き残った生存者6人のうちの1人である。
彼らは影の迷宮の最後のボスに挑戦したが、失敗し、世界は滅亡を迎えてしまった。
全てが終わったと思った瞬間、「デジール」の目の前に見える光景は…13年前の世界!? 帝国最高の魔法学院、へブリオン学園の入学式に戻ってきた「デジール」
最悪の災害「影の世界」発生までの残りの時間は3年!過去を変え、強い仲間を集めて、世界を救えることはできるだろうか!
デジール・アルマン:主人公。相手の魔法を封じる「逆算」を得意とする。
ロマンティカ・エル:パーティの一人。魔法使い。
プラム・シュナイザー:パーティの一人。細剣を得意とする剣士。
アゼスト・キングクラウン:パーティの一人。氷を得意とする魔剣士。
ジョード・エクサリオン:魔塔主。最強の魔法使い。
プリシーラ:聖女。
ブリジット教授:デジールの師匠。魔法学担当。貴族と庶民の偏見を持たない。
ベンキック教授:ルーン語を教える。庶民。
パグマン・ニフレカ:魔法工学担当。貴族至上主義。
エルセンブラン・ティスタチア:対決の講義を担当。黄金の鷹騎士団の元団長。
ドネータ・ハーデン:貴族。庶民に裏切られた経験を持ち、憎んでいる。

186話 ネタバレ

登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。
- 野蛮人の進撃
⼭から流れる冷たい空気。
カルカルス山は、ラグリウム平原全体に静かな雰囲気を作り出していた。
そして、恐ろしい轟⾳がアウターに迫り来る。
「・・・なんの音だ?」
「うぉおおおおおおおおお!」
深く雄⼤な遠吠えがラグリウム平原を埋め尽くしす。
ラグリウム平原の北の戦線。
重装甲の兵⼠たちは、ダイアウルフに乗って、アウターに迫っていた。
グループの最前線、その中で際⽴っている巨⼤な体格の戦⼠。
北の王、ドナペ・アスラン。
彼の放つプレッシャーが敵を圧倒する。
「ド、ドナペ・アスランだ!」
ドナペ・アスランの軍事的名声に対抗できる人物は誰もいない。
部族が隔離されていたにもかかわらず、大陸中で彼の名前を知らない者はいなかった。
しかし、たとえ彼自身の能⼒が優れていたとしても、王が危険な最前線を導くとは信じられないでいた。
「お、恐れるな!遠距離魔法を浴びせて、彼らが私たちに到達できないようにするんだ!」
「ドナペ・アスランの頭を手に入れれば、戦いは私たちに有利になるぞ!」
アウターの指揮官が怒りの叫び声を上げる。
野蛮⼈は砲兵部隊を備えていなかった。
彼らは殺されることを熱望しているようだ。
「砲兵部隊、敵の司令官に呪⽂を放て!」
大量の呪⽂が解き放たれたが、多くの呪⽂が空を飛び交う。
魔法はドナペにどんどん近づいていた。
しかし、それでもドナペたちは前進することを止めない。
ドナペのオーラが燃え上がり、⽕のように斧を覆う。
彼はそれを振っただけ。
オーラの嵐が斧から急上昇し、地⾯から扇状に広がり、彼に向けられた呪⽂を打ち消す。
たった1回のスイングで地⾯が揺れ、オーラと⼟の混合物が上向きに爆発した。
「な、な!?」
接近したドナペの燃えるようなオーラに包まれた斧が、⼀度に10⼈の兵⼠を切り裂いていく。
「前進!」
野蛮人たちのオーラが融合し空⾼く急上昇する。
ビショップクラスにいなかった者は⼀⼈もいない。
彼らは皆、ハンターとして知られているエリート中のエリート。
アウターは、すべての兵⼠が⾮常に熟練していることを理解していた。
彼らは攻撃よりも防御に焦点を合わせる。
槍と盾を最⼤限に活⽤した防御隊形をとることによって、ドナペたちの前進を阻⽌しようとした。
しかし、それは意味を成さなかった。
ドナペに率いられたハンター軍は、バターを通る熱いナイフのように彼らの隊形を切り裂いていく。
「こ、こんなことが・・・」
槍は壊れ、盾は粉々に砕かれる。
圧倒的な⼒の前では無力だったのだ。
これらすべての中で、その激しい暴⼒で戦場を圧倒する存在。
ドナペ・アスランの斧は、アウターにとっての災害のようなもの。
彼は、戦争の現代的な理解を形成する標準的な戦術を打ち破り、突破したのだった。
⼀⼈の⼒で。
野蛮なハンターたちも遅れることなく、残りの砲兵部隊を破壊し始める。
接近戦だと、魔術師は無⼒な獲物。
野蛮なハンターは彼らに呪⽂を唱える機会すら与えなかった。
「ロデリス、あなたは軍隊の半分を率いて、側⾯を攻めろ」
クマ族の⻑であるロデリスは、軍隊の⼀部を率いて、右翼に向かう。
「ウリア、残りの部隊と⼀緒に左翼を攻めろ」
最⾼のハンター、ウリアはうなずいた。
ハンター部隊が、アウターの歩兵部隊を分割して取り囲む。
その間に、歩兵部隊もゆっくりとアウターの先駆者に迫っていた。
前部と後部から同時に押しつぶす。
これを確認した後、ドナペはアウターのエリート部隊に接近した。
「ドナペ・アスラン。あなたは、戦いについて何も理解していないのですか?」
「⼀⼈で⽣き残った王は、兵⼠が全員死んだ後、何ができると思う!?」
ドナペは最前線に⽴って兵⼠たちを率いた。
彼は⾃分のために兵⼠を使わない。
⾃分の兵⼠のために⾃分⾃⾝を使⽤する。
それがドナペの信条だ。
彼が乗っていたダイアウルフを降りた。
そして彼らを哀れな生き物として見下す。
「哀れだな」
ドナペの言葉に、⼤剣を持った剣⼠が屈辱から叫んだ。
「貴様はただの⼭の獣・・・!」
しかし、ドナペの斧で真っ二つにされたため、最後まで叫ぶことは出来なかった。
【天国のオーラ】
炎のように燃え上がる斧が、⻑い弾道を描き、その道のすべてを細かく切り刻む。
軍隊の後⽅に潜んでいた暗殺者が即死した。
ドナペは斧を全⼒で振り下ろす。
【マウンテンスタンプ】
地⾯にひびが⼊ると、ひび割れから不気味な⾳が漏れてきた。
その後、地⾯に⾚みがかったオーラが吹き込まれ、空中に浮かび上がる。
数え切れないほどの兵士たちが絶命し、この戦いに終わりを告げたのだった。
誰もドナペを攻撃しようとしない。
「に・・・、⼈間じゃない」
アウターの残党が尻尾を巻いて逃げ出す。
恐怖は伝染のように広がり始め、やがて多くの⼈々が逃げ出そうとした。
⼀⼈で何百⼈もの⼈々を圧倒する力。
これが北の王の⼒。
最強の⼀⼈、ドナペ・アスラン。
彼は逃げた⼈々を追いかけなかった。
それは無意味な戦いだったから。
いずれにせよ、彼らはこの場所を離れることはできないだろう。
その瞬間、⼀⼈の剣士が剣を抜いてオーラに包み、ドナペに振りかざした。
しかし、彼は攻撃を避けなかった。
いいえ、回避する必要がなかっただけ。
オーラに包まれた剣がドナペに当たった瞬間、それは粉々になった。
体に巻き付いたオーラを貫通することができなかったのだ。
ドナペは剣を振った敵の頭を掴み、握力を加えて粉々にした。
北の戦線を担当するアウターの指揮官を殺したドナペが、周囲を確認する。
戦いは急速に終わりを告げた。
それは野蛮⼈にとって3度⽬の⼤勝利。
「これらの敵は最初の敵よりも弱かったな」
アウターが負け続けるにつれて、彼らの残りの戦闘⼒は弱体化し始めていたのだ。
視線を横に向けた。
遠くには、現在アウターの⽀配下にある城が彼の⽬を引く。
アウターの基地、ヨルムンガンド城塞。
「この戦争はまもなく終結するでしょう」
ドナペが未来について考えていたときだった。
「・・・?」
ヨルムンガンド城塞から強いマナの流れを感じとる。
理解を超えた強⼒なマナの流れ。
一瞬の光が煌めいた。
ドナペが危険を感じて反応しようとしたとき、眩いばかりの光が彼の視界を満たしていく。
光のビームが軌道上のすべてを燃やした。
まるで巨⼈が地⾯の⼤きな塊を引っ掻いたかのように、巨⼤なクレーターが形成される。
⽩い閃光は敵と味⽅の両⽅の⼈⽣を無差別に終わらせていた。
それは災害に等しい攻撃。
ドナペ・アスランの加入によって、アウターの戦力は大幅に削らましたね!
しかし、最後の無差別攻撃はホムンクルスの攻撃なのでしょうか?
この攻撃でドナペが死んだとは思いたくありませんが、彼は無事なのでしょうか?


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