帰還者の魔法は特別です

帰還者の魔法は特別です【177話】ネタバレ




 

こんにちは、ツバサです。

【帰還者の魔法は特別です】を紹介させていただきます。

今回は177をまとめました。

ネタバレ満載の紹介となっております。

漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。

又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

【帰還者の魔法は特別です】まとめ こんにちは、ツバサです。 【帰還者の魔法は特別です】を紹介させていただきます。 ネタバレ満載の紹介となっ...

 



 

人類が迎えた最悪の災害、影の迷宮。

「デジール・アルマン」は影の迷宮の中で最後まで生き残った生存者6人のうちの1人である。

彼らは影の迷宮の最後のボスに挑戦したが、失敗し、世界は滅亡を迎えてしまった。

全てが終わったと思った瞬間、「デジール」の目の前に見える光景は…13年前の世界!? 帝国最高の魔法学院、へブリオン学園の入学式に戻ってきた「デジール」

最悪の災害「影の世界」発生までの残りの時間は3年!過去を変え、強い仲間を集めて、世界を救えることはできるだろうか!

 

デジール・アルマン:主人公。相手の魔法を封じる「逆算」を得意とする。

ロマンティカ・エル:パーティの一人。魔法使い。

プラム・シュナイザー:パーティの一人。細剣を得意とする剣士。

アゼスト・キングクラウン:パーティの一人。氷を得意とする魔剣士。

ジョード・エクサリオン:魔塔主。最強の魔法使い。

プリシーラ:聖女。

ブリジット教授:デジールの師匠。魔法学担当。貴族と庶民の偏見を持たない。

ベンキック教授:ルーン語を教える。庶民。

パグマン・ニフレカ:魔法工学担当。貴族至上主義。

エルセンブラン・ティスタチア:対決の講義を担当。黄金の鷹騎士団の元団長。

ドネータ・ハーデン:貴族。庶民に裏切られた経験を持ち、憎んでいる。

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177話 ネタバレ

帰還者の魔法は特別です【176話】ネタバレ こんにちは、ツバサです。 【帰還者の魔法は特別です】を紹介させていただきます。 今回は176話をまとめました...

登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

  • ライオン部隊

アウターが供給ルートを標的にしていることは明らかだった。

それに応じて、デジールは急いで将校に現在の状況を知らせる。

しかし・・・。

「それだけの情報では、多くの軍隊を動かすことは出来ない。上司には報告しておこう」

彼らも現在の危機的状況を把握できていない訳ではない。

しかし、軍隊を動かすという事は、全ての責任を負うという事だ。

その責任を負いたがる将校はいないだろう。

他の将校にも伝えるが、デジールが得た反応はすべて同じ。

これ以上遅らせることはできないと判断し、ラドリアとケルトに話しかける。

「私たちは、独⽴して⾏動する権利を持っているので、一刻も早く動くべきでしょう」

二人はうなずいて同意してくれる。

パーティを集めた結果、全部で100人近く集まった。

彼ら個人個人の能力は高いが、大規模なグループとは言い難いでしょう。

この人数で、供給ルートに向かっている2,000⼈に対処することは不可能だ。

ちょうどその時、誰かが近づいてくる。

「援軍を望んでいるのですか?」

「はい、その通りですが・・・」

「私は帝国軍のユタ中佐です。私たちの歩兵⼤隊があなたを⽀援しましょう」

彼らは安堵のため息をついた。

歩兵⼤隊は約400⼈。

ヘブリオンアカデミーのメンバーと合わせると、全軍で500人だ。

「ランフェル⼤佐があなたを⾮常に⾼く評価していました」

ランフェル⼤佐は、東部戦線に駐屯する第1歩兵連隊を率いた司令官。

彼は最前線でデジールの業績について聞いていたので、自身の軍隊を任せたのだ。

これ以上、時間を無駄にすることは出来ない。

彼らはすぐに供給ルートに向かって進んだ。

動き始めたのは約20分後。

港に近づくにつれ、爆発⾳がどんどん⼤きくなる。

⿊い煙が渦巻いていた。

監視を担当する魔術師が全員に知らせる。

「⽬的地で、⼤量のマナが解き放たれています!」

港を取り巻くアウターを⾒て、彼らは⾔葉を失った。

補給ルートを占領していアウターの装備は、カシュカ騎⼠団が武装していたものと同じだったから。

しかし、問題は装備だけではない。

補給ルートを攻撃するアウターの部隊の中には、名前を知らない⼈がいたら驚くほど悪名⾼い部隊もいたのだ。

彼らは連合軍の最強の軍隊にさえ匹敵することができるので、帝国軍が苦労していたことは驚くべきことではなかった。

彼らが援軍を持っていたかどうか分からないが、これほど⻑く持ちこたえることができたのは驚くべきことだ。

アウター内の各派閥は誇らしげに独⾃の旗を掲げている。

まるでお互いに競い合っているかのように。

デジールの視線は、港町の正⾨に⾯した丘からの魔術師の軍隊に。

「最初のターゲットはライオン部隊です」

ライオン部隊には、3⼈の第5級魔術師が含まれている。

彼らはアウターの中でも特に警戒すべき相手だ。

存在⾃体が戦略レベルの武器であると言っても過言ではない。

彼らの魔法で、帝国はますます致命的なダメージを蓄積していた。

ユタ中佐に話しかける。

「駐屯地への参加を延期し、最初に彼らの砲兵に対処すべきだと思います」

「分かりました。軍隊にそうするように指⽰する」

パーティ大会でデジールの指揮能⼒を目撃した他のパーティも彼の命令に従う。

「彼らはまだ私たちに気づいていない。今が絶好のチャンスです」

指示をした後、反撃の合図として第5級魔術師の魔法を逆算することに。

以前戦った魔術師と比べれば難しい仕事だが、デジールからすればどちらも変わらなかった。

しかし・・・。

 



 

「後ろに敵の援軍がいます!」

タイミングが悪かった。

デジールたちの存在に気づいたのは検出魔法を呼び出す魔術師。

後⽅から奇襲攻撃を仕掛ける準備をしていた彼らにとっては、かなり厄介な状況だ。

ライオン部隊を率いる第5級魔術師の1⼈が、デジールに向けて呪文を唱えようとする。

「愚か者たちめ。接近できていれば、貴様らにも・・・」

「少し黙っててください」

手を振ると。第5級魔術師が発動しようとした魔法が幻想のように消え去る。

「え・・・?」

「今です!」

デジールの合図で、レッドドラゴンはラドリアを先頭に魔法を放った。

[ファイアキャノン]

[ブレイズ]

敵の真っ只中に、炎魔法が炸裂する。

後⽅からの敵の攻撃に備えておらず、アウターは予期せぬ攻撃を受けた。

⽕⼒を専⾨とし、レッドドラゴンの砲撃は⽬覚ましいものだった。

⼀瞬にして、敵の陣形が崩壊する。

アウターはすぐに反撃しようとするが、魔術師で構成された集団はデジールの前では無力だった。

戦略兵器に匹敵する⼒を持った2⼈の第5級魔術師が、反撃する機会さえも得られずに死んでいく。

帝国軍の歩兵が敵に突撃した。

「敵が近づくのを何とかして防げ!」

アウターも必死に反撃する。

[ファイアバースト]

しかし、彼らの軍隊の多くをすでに失っていたので、彼らの抵抗は無駄な努力だった。

一方的な蹂躙。

十分に結果を出したと判断し、デジールが大声で叫んだ。

「囲まれる前に再編成をする必要があります!」

第5級魔術師を倒すことには成功したが、それは同時に、デジールたちに存在を知らせる意味をもたらした。

「合流する前に奴らを⽌めろ!」

アウターは駐屯軍とデジールの援軍が合流するのを防ぐために急いで移動する。

彼らは城を囲み、⾨を補強するために軍隊を送り始めた。

ヘブリオンアカデミーの魔術師は、アウターの軍隊が集まるのを防ぐために⼤量の魔法を呼び出す。

⼤陸の最⾼機関の有望な魔術師によって呼び出された魔法は、アウターの魔術師によって呼び出された魔法と⽐較して遅れをとらなかった。

[テイルズオブウォーター]

[氷の囁き]

デジールの逆算とヘブリオンアカデミーの学⽣たちの魔法で、援軍に向かって撃たれる魔法はほとんど防がれた。

それでも⽌められなかった魔法で死傷者は出るが、彼らに躊躇する時間はない。

援軍が⾨に近づくと、街を守っていた守備隊が反応する。

「今すぐに門を開け!」

守備隊が城⾨を開き始めた。

守備隊の⽀援のおかげで、援軍はスムーズに城に⼊り始める。

「急いで!」

デジールは最後まで城の外に留まり、アウターの魔法を逆算させるために最善を尽くしていた。

その時だった。

突然途⽅もない⾎の渇きを感じる。

同時に、袖の中に隠されていたルネルが⾶び出した。

頭に向かってきた手斧がルネルと衝突し、戦場全体に甲⾼い叫び声が響き渡らせる。

⼿斧は⾮常に⼩さかったが、⼒強いオーラを持っていた。

Aクラスのアーティファクトであるルネルが激しく揺れているという事実が、その証拠だった。

手斧が来た⽅向に⽬を向ける。

がっかりしたように⾒える男が⽴っていた。

彼のオーラは、少なくともビショップクラス・・・、いいや、キングクラスに近い。

デジールは簡単に男の正体を推測する。

「彼はおそらく山賊王のレイデン・・・」

彼らがこの襲撃の真の主要部隊だろう。

厳しい戦いになる予感がする。

「デジールさん、早く!」

プラムの声を聞き、デジールは視線を外し、城に向かった。

 



 

数え切れないほどの⼈々が亡くなり、⾎の海が生まれている。

港は⾎で⾚く染まっていた。

死体が散らばっている中に⼀⼈の女性が立っている。

宝⽯や⽻で美しく飾られたマスクの⼥性の周りには、呼吸する⽣き物は⼀⼈もいなかった。

彼⼥の仲間たちでさえ、恐怖に満ちた⽬で遠くから彼⼥を⾒つめている。

帝国軍の援軍が加わるのを⾒て、フェザーマスクは微笑んだ。

この場所がどれほど重要であるかを知らないし、現在の状況が何を意味するのかも理解していない。

いいや、知りたくもなかった。

彼⼥を動かす唯⼀の原則。

⾎への欲求。

⾎に染まった地⾯に注意を払わず、⼀箇所しか見つめていなかった。

「デジール・・・。彼はクロウマスクが狙っている少年」

少し興奮して官能的に微笑んだ。

「あなたの⾎の⾊は何色でしょうか?」

 



 

デジールの逆算は反則級ですよね。

彼がいるかいないかで、戦争の進行度は大幅に変わるでしょう。

この港での戦いで、デジールたちはフェザーマスクと戦うのかもしれません。

彼女の実力はどれくらいなのでしょうか?

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