結婚商売

結婚商売【162話】ネタバレ




 

こんにちは、ツバサです。

【結婚商売】を紹介させていただきます。

今回は162をまとめました。

ネタバレ満載の紹介となっております。

漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。

又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

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贅沢な悪妻、ビアンカ・ド・アルノー。

人々に見捨てられ死にかけていたその時、ビアンカは奇跡的に18歳に回帰する。

絶縁したも同然の実家、アルノー伯爵令の人々も私を嫌っている。

孤立した私の立場を見つけるには、後継者が必要だ…。

「あなたの子供を産む準備ができました」

「…その話はあとにしよう」

「私たちの結婚はいくらだったでしょうか。 その代をすると言っているのです」

夫の子供を産まなければ。夫を誘惑してでも、説得してでも。

 

ビアンカ・ド・アルノー:主人公

ザカリー・ド・アルノー:ビアンカの夫。

イボンヌ:ビアンカの専属使用人。

ソヴール:ザカリーの側近。

ロベル:ザカリーの側近。

ガスパル:ザカリーの側近

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162話 ネタバレ

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登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

  • side ジャコブ

知らせを聞いたジャコブはあまりにも呆れて、息さえ吐くことができなかった。

同時多発的なアラゴンの総襲撃、何の知らせもない支援軍・・・、ザカリーの足を引っ張ろうと二重三重に罠を仕掛けていたのに、聖騎士団の介入とは!

しかし、飛んできたニュースがザカリーの勝利だけだったら、ここまで衝撃を受けていなかっただろう。

聖人の正体がビアンカだったとは・・・、虚しさに呆れるほどだ。

ジャコブは目を閉じてビアンカの姿を思い出す。

彼女はセブランの典型的な美人とは全く違う子猫のような魅力があった。

ジャコブは彼女に一目惚れしたのだ。

しかし時々ふと、自らを客観的に振り返ることがある。

彼女のどこがそんなに特別で、自分の心を捉えたのだろうか?

ただ外見が好みだから?

そのせいでこんなにも彼女が欲しいという欲望に駆られるのだろうか?

ジャコブは自分がそんなに甘く怠惰な人間だと思っていない。

自分が自覚していない、何か別の理由があると思った・・・。

そして今になってその理由が分かった。

自分の本能が、ビアンカの特別さに気づいたのだ。

やはり自分は王になるよう神に選ばれたに違いない。

だから、あれほど彼女に惹かれたのだ。

そう考えると、ザカリーの存在が更に目障りになる。

彼さえいなかったら・・・!

彼はただ運が良かっただけ。

おそらくビアンカが聖人であることを知って、彼女に聖騎士団を送るよう強要したのだろう。

妻の力を借りる英雄なんて、プライドもないようだね?

しかし、ジャコブはザカリーのせいにしている時間がなかった。

度重なる敗北。

アラゴンがこのまま終われば、自分も終わるだろう。

彼もアルベール王世子が次の後継者候補だと分かっているから。

アルベールの摂政になれば幸いだが、もしその場を他の誰かが座ることになったら・・・。

ビアンカが聖人であることが明らかになり、教会勢力を引きつけるためにもザカリーを摂政とすることもできた。

それだけは何としても防がなければならない。

ジャコブはアラゴンが攻撃を続けるように説得しなければならなかった。

 



 

ジャコブは、すぐに彼に従う貴族たちを秘密裏に招集した。

そのように貴族たちが集まった席で、彼は衝撃的な提案をする。

「アルノー領地を叩く?」

「アルノー伯爵のいない、彼の領地を」

問い返す貴族にジャコブは明瞭な声でゆっくりと答えた。

彼の無邪気な顔に貴族たちは呆然としてお互いを見回す。

ビアンカが聖人だという噂は彼らも聞いた。

そんな聖人のいる場所を襲撃する?

しかもアルノー領地・・・、ザカリーは現在領地にいないが、彼の存在感と威名は領地に垂れ下がっている。

「今はアルノー領地に兵士は少ない。そんなに難しいことではないでしょう」

「あの・・・、アルノー領地を打とうとする理由は何ですか、殿下?」

「彼の妻が聖人として知られていることは誰もがよく知っているでしょう」

みんな不安そうに頷いた。

まさか彼女に危害を加えるつもりなのか?

そうすれば教団との全面戦争は避けられないだろう。

ジャコブが王位を得る前に教団によって討伐されることは明らかだ。

いくら彼とはいえ、そのような決定を下すことはないはず。

しかし、ジャコブが続けて吐き出した言葉は驚きの言葉だった。

「私たちは彼女を奪還しようと思います」

 



 

貴族たちは、あまりにも驚くと言葉が出ないという経験をした。

密会場にしばらく沈黙が流れる。

遅ればせながらジャコブの言葉に気づいた貴族たちは、びっくりして誰もが声を高めた。

「でも・・・!彼女は聖人で、神に反するのではないでしょうか?神様が怒ると・・・」

「聖人を脅かすのはちょっと・・・」

「誰が彼女を厳しく扱うと言いましたか?私たちは彼女を大人しく連れてくるだけです。その程度は神様も理解してくれませんか?彼女はただ、アルノー伯爵が私たちに刃を向けないようにするための安全装置であるだけです」

もちろん、ビアンカを厳しく扱わないというのは真っ赤な嘘。

ジャコブの思惑は、まさにビアンカを自分のものにするつもりだったからだ。

最初は強く拒否するかもしれない。

聖騎士団も、「聖人を侮辱した」として立ち上がることは明らかだ。

しかし、もしビアンカとの子供がジャコブを擁護することになったら?

幸い、ビアンカとザカリーの間に後継者はいない。

それなら、自分がビアンカを拉致して自分の子供を妊娠させれば、彼女もザカリーではなく自分の味方になるしかないだろう。

ビアンカが自分を嫌っても、二人の子供まで憎むことはできないはずだから。

その上、ザカリーもまた他の男の子供を産んだビアンカを冷遇することは明らかだから、ビアンカが選択できる場所はジャコブの懐しか残らないだろう。

その後、ザカリーさえ確実に消せば、彼女は自分の妻になるかもしれない。

ビアンカにとっても悪い話ではない。

たかが伯爵夫人より王妃の方が良い席であることは明白ではないか?

そのようにビアンカを手に入れると、聖人の加護を受けるのはザカリーではなくジャコブになるだろう。

聖騎士団も彼の味方になってくれるはず。

 



 

ジャコブの考えが気持ち悪すぎます・・・。

強引すぎて引きますね。

貴族たちも、さすがに同意しないのではないでしょうか?

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