こんにちは、ツバサです。
【結婚商売】を紹介させていただきます。
今回は123話をまとめました。
ネタバレ満載の紹介となっております。
漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。
又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。
贅沢な悪妻、ビアンカ・ド・アルノー。
人々に見捨てられ死にかけていたその時、ビアンカは奇跡的に18歳に回帰する。
絶縁したも同然の実家、アルノー伯爵令の人々も私を嫌っている。
孤立した私の立場を見つけるには、後継者が必要だ…。
「あなたの子供を産む準備ができました」
「…その話はあとにしよう」
「私たちの結婚はいくらだったでしょうか。 その代をすると言っているのです」
夫の子供を産まなければ。夫を誘惑してでも、説得してでも。
ビアンカ・ド・アルノー:主人公
ザカリー・ド・アルノー:ビアンカの夫。
イボンヌ:ビアンカの専属使用人。
ソヴール:ザカリーの側近。
ロベル:ザカリーの側近。
ガスパル:ザカリーの側近
123話 ネタバレ
登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。
- 我慢できない誘惑
ザカリーの黒い服と床の暗い毛皮とは対照的なビアンカの真っ白な肌は、本能のように彼の視線を捉えた。
我慢できない誘惑にザカリーは歯を食いしばって呟く。
「ただ、私は彼らの目にあなたのこんな姿が触れるのが嫌だ」
「私も見てほしいわけではありません」
「じゃあどうして・・・!」
「だけど、こうでもしなければ、旦那様は私のそばで死体のように眠るでしょう?」
ビアンカの薄緑色の瞳が挑発的にザカリーをじっと見つめた。
彼女の唇は頑固に固く閉ざされていたが、目つきだけでも促される気分だ。
そういえば首都にいる間しばらく忘れていた。
自分に後継者を持とうと言った時から感じたことだが、ビアンカはどこか唐突なところがある。
そして、そのような点はザカリーを容赦無く揺るがした。
ビアンカ本人は知らないだろうが・・・。
ザカリーは一歩、一歩ビアンカに近づく。
馬車に乗る時は、今日は絶対に寝るだけだと誓ったことが色褪せるほど、彼の体は欲望通りに流れていった。
一時の誓いは、水に流されるように消えて久しい。
自分の覚悟はこんなに軽かったのか?
いや、考えてみれば自分はビアンカに関することに関してはいつもこうだ。
彼女が成人になる時期まで守ると約束しながらも、どうしても嫉妬と欲望の前に跪いてしまったではないか。
ビアンカがザカリーに手を伸ばす。
ザカリーはその指先にぶら下がっているマリオネットのようにビアンカに向かって体を傾けた。
ザカリーは床に横たわっているビアンカを見下ろして苦笑いを浮かべる。
「私は心臓の弱い男だから、こんなことはあまりしてほしくないな」
「こんな誘惑は気に入りませんでしたか?」
「気に入るかどうかというレベルではない。あなたを拒否しようとする私の配慮意志さえ根こそぎ奪ってしまう」
「拒否は思いやりではありません、ザカリー」
ビアンカはそっと笑いながら囁く。
自分の名前を呼ぶ彼女の声はいつ聞いても甘い。
まるで初めて食べたハチミツの味のように。
ザカリーが倒れそうになったその瞬間、壁越しから人々の不明瞭な声が聞こえてきた。
その声で彼はようやく正気に戻る。
頭に水をかけられたような気分だ。
彼女を野宿させるだけでは足りず、こんな場所で関係しようとするなんて・・・。
いくらビアンカが望んだとしても、ザカリー自身が断らなければならないことだった。
ビアンカと絡んだことに限って自分の自制心が羊皮紙のように薄っぺらいことは知っていたが、実際にほとんど過ぎた状況に直面すると呆れてしまう。
それでもまだ退くことはできる。
ザカリーは猛った下半身を黙らせようと努力し、体を後ろに退こうとした。
「でもここは馬車で・・・、うっ・・・」
しかし、そうするやいなやビアンカの白い足がザカリーの腰に絡まった。
ザカリーの下半身がビアンカの足の間の深い部分に触れる。
ビアンカはザカリーの襟を持ったまま、誘惑的に彼を指差した。
「馬車を覆っている革と布はかなり厚いです・・・。ゆっくり・・・、ゆっくりすれば誰も分からないでしょう」
ビアンカはニッコリ笑った。
「真昼にするのが恥ずかしい」と顔を赤らめた彼女らしくない積極性だ。
彼女がこれほど自分を望んでいるという事実にザカリーの心臓は激しく鼓動した。
ビアンカはザカリーの細い自制心に火をつけた。
ザカリーはこのような状況でも我慢できるほど大人ではない。
彼はそのままビアンカにキスをした。
ビアンカの唇の間を裂いて食い込む舌先が途方に暮れて必死だ。
黒い服を着たザカリーの体がビアンカの上に垂れると、ビアンカの白い裸がしっかりと隠される。
馬車の上で見たなら、ビアンカの存在を確認できるのはザカリーの腰を巻いた足だけだろう。
ザカリーの手が慌ててビアンカの腰を掴んだ。
そんなに寒くない天気だったが、裸だからかビアンカの肌に鳥肌が立っている。
ザカリーの熱が上がった熱い手がビアンカの冷たい肌に触れると、彼の手が触れたところから彼女の肌に熱気が広がった。
ザカリーはしばらくビアンカから唇を離し、不満そうに呟く。
「寒いかもしれないと言いながら、こうやって脱いでいるなんて」
「旦那様がすぐ温めてくれるでしょう?」
ビアンカは小さな声で笑った。
クスクス笑いは、普段威厳のある伯爵夫人を装っていた彼女とは思えない、警戒心のない笑顔。
彼女のこのような姿を見られるのは自分だけだろう。
そう悟るやいなやザカリーの胸の一箇所がぎゅっと締め付けられ、ほぐれることを繰り返した。
何をしなければならないような感覚。
余裕を失ったザカリーは急いでベルトを外し、ズボンを脱いだ。
いつも以上に大胆なビアンカ。
さすがのザカリーも我慢できなかったようですね・・・。
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