ルシア

ルシア【82話】ネタバレ




 

こんにちは、ツバサです。

【ルシア】を紹介させていただきます。

今回は82話をまとめました。

ネタバレ満載の紹介となっております。

漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。

又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

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16番目の王女のため、誰からも奉仕されることなく宮殿の端で暮らしていた「ビビアン」は、12歳の頃から夢で未来を見るようになる。

18歳になった王女「ビビアン」は侍女を装い「ルシア」として毎週町に出掛け、自由な時間を過ごしていたが、一年後に欲深い伯爵に売り飛ばされ、悲惨な生活を送ることを夢にみてしまう…!

そんな自らの未来を変えるべく、冷静沈着で残酷“戦場の黒ライオン”と呼ばれるタラン公爵に契約結婚を提案する!

公爵を愛さないことを約束するルシアだったが…?!

 

ビビアン・ヘッセ(ルシア):主人公。16番目の王女。親しい相手からはルシアと呼ばれている。先の未来を夢の中で見ることが出来る。ヒューゴと契約結婚をする。

ヒューゴ・タラン:公爵。黒髪に赤い目。ルシアと契約結婚をする。

ジェローム:執事。ファビアンの兄。

ファビアン:補佐官。ファビアンの弟。

フィリップ:男爵。タラン家専属の主治医。タラン家の血筋を絶やさないことを目的としている。

ミシェル・コルジャン;伯爵夫人。社交界の教母として名高い。ルシアの指南役。

ケイト・ミルトン:ルシアの友人。コルジャン伯爵夫人は大叔母。

ノルマン:小説家。アイディアをルシアから提供してもらう。

クェイズ・ヘッセ:皇太子。

ソフィア・ローレンス:ヒューゴの元恋人。別れの印として、黄色のバラの花束を渡される。

ロイ・クロチン:タラン公爵の右腕。狂犬という異名を持つ。

ディーン・ヘバ:タラン公爵家の騎士。

ダミアン:ヒューゴの息子。現在8歳。

エリオット・カリス:騎士団長。

ファルコン:伯爵夫人。結婚前まではヒューゴの愛人だった。

バートン:伯爵。ルシアの夢の中での夫。

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82話 ネタバレ

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登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

  • 季節は変わり

天候が冷え込み、⼣⾷後は庭を散歩するのが⼤変に。

ルシアは散歩の時間の代わりに、編み物に恋をするようになりました。

年末の贈り物として、ダミアンに送ろうと考えているスカーフ。

庭の散歩に費やしていた時間を、編み物に費やすようになります。

⼊浴後、ルシアは寝室でヒューゴを待ったが、時間が経っても彼は来ない。

年末が近づくにつれ、彼は⾮常に忙しくなりました。

遅く寝室に来るか、メイドを通して先に眠るように伝える日も。

5日に1回の行為を逃した日には、別の日に置き換えようと提案されることもありましたが、ルシアはその要求に耳を貸さなかった。

一度受け入れたら、終わりがないことを彼女は知っていたから。

メイドに編み物を持ってくるように頼みます。

今日も彼は遅れてくるようだから。

 



 

  • 幼少時の名前

ベッドに座って、⽺⽑をスカーフの形に織り始めていると。

「それは何ですか?」

ヒューゴが、ルシアの手にある編み物を注意深く見ていました。

編み物に夢中になっていて、彼が入室した事に気づかなかった。

すぐに片付けて、材料をカゴに入れる。

「編み物よ。スカーフを編んで、ダミアンに贈るつもりです」

羊毛のスカーフ。

ヒューゴには絶対に必要のないアイテムでしょう。

彼は寒さに弱くないので、冬でも着込む必要がないのだから。

おそらく、贈り物を受け取ったダミアンでさえ、スカーフを⾝につけるのを躊躇うでしょう。

⾚い背景に⽩い模様を選んだことは、ルシアがダミアンを⼩さな⼦供のように扱ったことを⽰しているのだから。

ヒューゴは内心で、少しだけダミアンを気の毒に思った。

冬の間、彼がスカーフを着用しているかを護衛騎士に報告させる必要があるようです。

ヒューゴは⼼の中で悪意のある考えを浮かべます。

彼はスカーフを欲しがらなかったが、カゴから視線を動かすことが出来なかった。

ダミアンを送り出し、ボーナスとしてキツネも追い出したが、ルシアが自分だけを見るようになることはありません。

彼女がダミアンから手紙を受け取ったとき、数日間は明らかに興奮していた、

(ビビアンはダミアンの母親である前に、私の女性です)

彼女がダミアンに注ぐ気持ちに不満を抱いていた。

それを正確に言葉で言い表すことが出来ず、彼は内心で不平を言った。

さらに、ルシアはまだヒューゴに⼦供の頃の名前を教えていません。

(私はビビアンに自分の秘密を話したのに。全てではありませんが・・・)

対価を求めているわけではないのだが・・・。

(なぜダミアンが知っていて、私が知らない?)

彼はあの子供が、自分よりどこが優れているのか理解出来なかった。

「幼い頃から編み物を学んでいたのですか?」

最近、ヒューゴは彼女の子供時代を聞くようになった。

ルシアから直接聞き出すために。

彼女から話してくれれば、それはある程度心を開いたという証拠になるのだから。

「ええ。ですが、あまり上手ではありません。母の編み物を観察して学んだので」

「子供の頃は、母親と二人暮らしだったのですよね?」

「はい。宮殿に入るまでは」

(じゃあ、あなたの母親は・・・?)

ヒューゴは少し躊躇した後、別の質問を投げかけた。

「普段・・・、あなたは何と呼ばれていたのですか?母親に・・・」

彼はルシアの⼦供の頃の名前が何であるかを直接尋ねなかった。

「⼦供の頃は、母は名前を呼ぶのではなく、あなた、私の⾚ちゃん、かわい⼦ちゃん、又は、娘と呼びました」

⺟親との記憶を思い出すと、自然と笑顔が浮かび上がる。

今⽇も、ヒューゴの質問は失敗した。

彼は内心でため息をつき、がっかりする。

 



 

  • 根拠のない噂

「そうでしたヒュー、確認したいことがあります。あなたは私との約束を忘れなかったでしょうね?ガーデンパーティーの問題に⼲渉しないという約束を」

「忘れていませんよ」

「本当に?」

「もちろん」

ヒューゴは⾃信を持って、そう答えました。

後ろめたい事は何もないから。

家⾂を召喚し、もっと詳細に調査するように言うことは、アドバイスを与える上司としての範囲内。

彼の返事に躊躇いはなかったので、ルシアは彼を信じました。

彼⼥の夫はウェールズ伯爵夫⼈よりも信頼に値するはずなので。

「奇妙なことを聞きましたが、それは根拠のない噂だったと思うので」

「どんな噂?」

「ガーデンパーティーの問題で、ウェールズ伯爵のビジネスに打撃を与えたとのことです。でもよく考えれば、失礼な話ですよね。あなたは私的な事柄と公的な事柄を完全に区別する⼈ですから」

「・・・もちろん」

中毒事件の問題で普段の2倍〜3倍徹底的に調査したが、それは公式上の問題。

主な関係者がウェールズ伯爵であったという事実は、単なる追加ボーナス。

それにもかかわらず、彼は躊躇うことなく答えることが出来ませんでした。

その反応に、ルシアは気づいていなかった。

この後まもなく、ウェールズ伯爵家のビジネスは、継続的な調査の結果、無罪判決を受けました。

当初課されていた罰金は以前と同じでしたが、新年が来る前に活動を再開出来たことは幸運としか言えないでしょう。

タラン公爵が公爵夫⼈の後ろに⽴っていたという噂は、今や北部の社会界で確⽴された理論に固まりつつありました。

 



 

ルシアに直接、名前を聞かないヒューゴ。

このままだと、一生知ることができないのでは?

ダミアンに妬くヒューゴ。

知らないのはルシアだけでしょう(笑)

 

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