こんにちは、ツバサです。
【目覚めたら怪物皇太子の妻でした】を紹介させていただきます。
今回は31〜40話をまとめました。
ネタバレ満載の紹介となっております。
漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。
又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

ある日、目を覚ますと『野獣と令嬢』という成人向け小説のキャラクター、アンシアになっていた私。
原作のストーリーでは、婚約者である皇太子ブレイクの顔にショックを受け自殺をしてしまい、その後ブレイクも心を閉ざしてしまうという救いようのないものだったが・・・
作中での一番の推しはブレイクだったんだから・・!
これって私がブレイクの暗い幼少期を変えるチャンスかも??
しかし、そう意気込んだ先で待っていたのは・・・?
アンシア・ベラシアン:物語の主人公。皇太子妃。ダイアナの腹違いの姉。
ブレイク:呪われた怪物皇太子。
リチャード:小説の主人公。
ダイアナ・ベラシアン:物語のヒロイン。
メリッサ:アンシアの専属メイド。
エドワード:ブレイクの護衛騎士。
テステオン:皇帝。
カシル:公爵。ブレイクの叔父であり、リチャードの父親。
銀漢:皇帝直属の密偵。猫に変身できる。

31〜40話 ネタバレ

登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。
ベラシアン伯爵に対して反抗するダイアナ。
ベラシアン伯爵はダイアナに手を上げて、彼女の足を教育と称して鞭で叩いたのだ。
翌日、ダイアナは皇太子宮へ。
ベラシアン伯爵からもう一度映像石を持たされて、映像石を隠して来なければコンウェル伯爵と結婚させると脅したのだった。
アンシアに正直に伝えるかどうか悩み続けるダイアナだったが、全て自分が悪いと考えて話さないことを選ぶ。
11月の初雪。
アンシアは、元気のないダイアナを見て心配になる。
心配をかけまいとダイアナは空元気で雪合戦を提案した。
雪遊びで服が濡れたので、アンシアはダイアナをお風呂に誘う。
しかし、ダイアナは足の傷がバレてしまうことを恐れて拒否した。
悲しそうなダイアナの表情を見て、アンシアは彼女に正直に話して欲しいと伝える。
ダイアナはこれまでの苦しみから涙を流し、ベラシアン伯爵の件を包み隠さずに伝えるのだった。
自分のことを嫌っていたと勘違いしていたダイアナ。
「そんなことはない」とアンシアが伝えることで、姉妹の絆はさらに深くなった。
アンシアはダイアナを家に帰さずに、皇太子宮で匿うことを選択する。
そして、大事な妹を傷つけたベラシアン伯爵を罰することを選んだのだ。
これに激怒したベラシアン伯爵は、皇太子宮を訪れてダイアナを返すように伝える。
その様子を見ていたブレイクが、ベラシアン伯爵を温室に案内するように命じた。
「ダイアナは今後皇太子宮で過ごす」と宣言したブレイク。
「呪われた子供」だと馬鹿にしていたベラシアン伯爵は、自分を味方にすることを提案する。
これに激怒したブレイクは、ベラシアン伯爵の手に触れて「謎の力」を発動させた。
呪いが移ったベラシアン伯爵は狂乱し、その場で崩れ落ちる。
その後、テステオン皇帝はベラシアン伯爵を混沌の谷近くの西に位置する小さな島に送った。
それは事実上の島流しに等しい処遇。
あの日以降、ダイアナは皇太子宮にとどまり、騎士アカデミーの入学試験に備えた。
試験結果は、見事9位で入学。
ダイアナは6年間をアカデミーで過ごすことになるのだった。
翌年。
原作ではテステオンがリチャードの計略にかかり命を落とす年。
アンシアは彼を守ると改めて決心した。
新年の舞踏会。
相変わらずアタックしてくるリチャードをあしらいながら、ダイアナと楽しい時間を過ごす。
夜の12時を過ぎて、アンシアはテステオンと二人きりでテラスに向かう。
その場所は、ブレイクのお気に入りの場所。
アンシアは新年の贈り物として、テステオンにアモリア宮に来てもらえないかとお願いした。
それはブレイクとテステオンを会わせるため。
確約はされなかったが、テステオンは「守るべき家族が二人いる」と答えて、ブレイクのことを愛していることを告白してくれたのだった。
ダイアナの入学式当日、アンシアは彼女の入学式に参加し、ダイアナとしばしのお別れとなった。
ダイアナから渡されたベラシアン家当主の書斎の鍵。
その書斎に光の魔法や呪いに関する本が存在すると信じて、アンシアはベラシアン伯爵の邸宅を訪れた。
当主の書斎に貴重な本は存在せず、ガッカリするアンシア。
意気消沈したまま皇太子宮に帰る途中、過去の記憶を思い出して気分が悪くなったアンシアは馬車を止めて、外で気分転換をすることに。
その場所で、彼女は偶然リチャードを発見したのだった。
今日は「あの日」
「あの日」はリチャードの人生が一変した日だった。
リチャードの母親はロウム族の奴隷だった。
最初は奴隷として扱われていたリチャードだったが、彼の聡明さに結局カシル公爵は彼を息子と認めることにしたのだ。
舞い上がって喜んだリチャードは、自分がもっと一生懸命に勉学に励めば、カシル公爵に認められ母親の身分も奴隷から解放されると考えた。
けれど、彼の野望は打ち砕かれることに。
病で伏せていた母親を救うために、リチャードはカシル公爵に医師を呼ぶように懇願する。
しかし、カシル公爵は彼女を「タンシノル」と推測し、リチャードの母親を殺し、そのまま土に埋めた。
そして、リチャードも「タンシノル」にかかっているかもしれないと倉庫に監禁されることに。
「タンシノル」にかかっていないことが判明し解放されたリチャードは、その足で書斎に向かい、「タンシノル」に関する本を読み漁った。
「タンシノル」とは、最初にロウム族から広まった疫病。
伝染力と死亡率が高く、黒い斑点ができ外見が醜く変わり吐血をするという特徴があった。
その姿が「呪いの継承者」と酷似しているため、光の女神が下した第二の呪いとも呼ばれている。
そして判明したことは、リチャードの母親は「タンシノル」ではなかったという事実。
その日以降、リチャードは完全に変わってしまった。
そして、彼は誓ったのだ。
必ずカシル公爵とその家族に復讐すると。
皇帝の座を手に入れて、自分を見下した全ての人を足元に跪かせると。
母親の墓の前で佇むリチャードに、アンシアは挨拶をした。
ロウム族の墓だと話されて、アンシアは木の枝にスカーフを巻く。
彼女の行動に困惑するリチャードが尋ねると、これがロウム族の葬儀の作法だと答えた。
ロウム族に敬意を表するアンシアに戸惑うリチャード。
女神の呪いを信じず、自分の気持ちを素直に話したアンシア。
そんな彼女を見て、リチャードは笑顔を浮かべるのだった。
ブレイクと一緒に、過去の帝国の歴史について勉強をしている途中。
アンシアは突然頭痛に襲われて、頭の中で燃え盛る光景がフラッシュバックする。
ある日、アンシアはテステオンに料理を届ける途中で黒猫に出会う。
猫を抱き抱えるアンシアを見て、ブレイクは猫を自分に任せて欲しいと話す。
以前から黒猫の違和感に気づいていたブレイクは正体を表すように伝える。
観念した銀漢は人の姿に戻り、自分の正体と任務を告白した。
ブレイクは銀漢が幼い頃の自分の呪いを和らげてくれた相手だと知り、銀漢を許すことにした。
もちろん、アンシアの前には現れないことを約束させて。
そんな状況を知らないまま、アンシアは今日もテステオン皇帝の元を訪れて、彼のために料理を持ってきたのだった。



