目覚めたら怪物皇太子の妻でした

目覚めたら怪物皇太子の妻でした【135話】ネタバレ




 

こんにちは、ツバサです。

【目覚めたら怪物皇太子の妻でした】を紹介させていただきます。

今回は135をまとめました。

ネタバレ満載の紹介となっております。

漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。

又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

【目覚めたら怪物皇太子の妻でした】まとめ こんにちは、ツバサです。 【目覚めたら怪物皇太子の妻でした】を紹介させていただきます。 ネタバレ満載の紹...

 



 

ある日、目を覚ますと『野獣と令嬢』という成人向け小説のキャラクター、アンシアになっていた私。

原作のストーリーでは、婚約者である皇太子ブレイクの顔にショックを受け自殺をしてしまい、その後ブレイクも心を閉ざしてしまうという救いようのないものだったが・・・

作中での一番の推しはブレイクだったんだから・・!

これって私がブレイクの暗い幼少期を変えるチャンスかも??

しかし、そう意気込んだ先で待っていたのは・・・?

 

アンシア・ベラシアン:物語の主人公。皇太子妃。ダイアナの腹違いの姉。

ブレイク:呪われた怪物皇太子。

リチャード:小説の主人公。

ダイアナ・ベラシアン:物語のヒロイン。

メリッサ:アンシアの専属メイド。

エドワード:ブレイクの護衛騎士。

テステオン:皇帝。

カシル:公爵。ブレイクの叔父であり、リチャードの父親。

銀漢:皇帝直属の密偵。猫に変身できる。

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135話 ネタバレ

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登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

  • side リチャード・カシル

リチャードは今日パーティーに出席し、素晴らしい社会復帰をするつもりだった。

彼はこの日を7年間待っていた。

カシル家は滅び、リチャードの人生も滅んだ。

リチャードは裏切り者の息子だったが、彼は皇帝の唯一の甥。

フランクとネオンが生き残ったとしても、自分たちの状況を気の毒に思い、助けを申し出た貴族はまだいただろう。

しかし、リチャードは皇室の象徴である銀の髪を持っていなかったが、ロウム族の血を持っていたので、異なった扱いを受けたのだ。

死の代わりに嘲笑と軽蔑の表情に晒されただけ。

リチャードは歯を食いしばる。

「私は皇帝になる」

絶対に帝国で最高の地位に上がり、自分を軽蔑したすべての人々に復讐することを決心した。

そして今日は素晴らしい歴史の始まり。

彼の計画は完璧だった。

孤児院を通じて自分自身のために良いイメージを築き、ウェスティン侯爵の一人娘であるソフィアと結婚した後、次の侯爵になる予定だ。

ソフィアは彼の異母兄弟、フランク・カシルの婚約者だったが、それはそれほど重要ではなう。

さらに、リチャードは長い間失われた皇太子妃の捜索に多大な貢献をした。

したがって、彼がこのパーティーの主役になるのは当然のこと。

このパーティーを利用して社会での自分の立場を刻み、この帝国の皇帝になるための第一歩を踏み出す。

リチャードの洗脳により、アンシアがブレイクを毒殺したとしたら、皇太子はすぐに死ぬだろう。

アンシアが犯人であることが判明した場合、リチャードは疑われるだろうが、彼はすでに対抗策を準備していた。

しかし、リチャードの計画はすぐ無駄になる。

アンシアは偽物だったのだ。

その知らせは突然彼に届いた。

リチャードは緊急に状況を把握しようとする。

ローズが本物のアンシアであり、元の姿に戻っていたことを知る。

リチャードは、偽のアンシアが姿を消したことを除いて、他の情報を見つけることができなかった。

宮殿の騎士たちは襲いかかり、リチャードを拘束する。

彼は徹底的な調査を受ける前に一瞬も休むことさえできなかった。

7年前の悪夢が再び繰り返されているような感覚に。

リチャードが故意に偽物を連れてこなかったことを証明した後、彼は無事に釈放されたが、それでも1つの問題が残っていた。

「毒はどうなった?」

リチャードは偽のアンシアにブレイクを毒殺するよう命じた。

しかし、毒については調査が行われていないのだ。

彼らはまだそれについて知らない?

それとも彼らは知らないふりをしているのだろうか?

後者である可能性はほとんどない。

結局のところ、テステオンがリチャードに対して寛大である理由はないのだから。

偽のアンシアは何も言わずに姿を消した。

「私が彼女に与えた毒で彼女は何をした?」

考えただけで解決できる問題ではない。

皇室は行方不明の偽のアンシアを探していた。

彼女が捕まえられれば、結局すべての事実が発見されるでしょう。

リチャードは皇室が見つける前に彼女を見つけなければならなかった。

そうでなければ、彼は完全に終わってしまうから。

 



 

リチャードは必死に偽のアンシアを見つけようとした。

彼女は洗脳を受けていたので、一人で遠くまで行くことはできなかったでしょう。

しかし、彼女を見つけることができない。

痕跡は言うまでもなく、リチャードは何も見つけることができなかったのだ。

「何てことだ・・・。彼女はどこに消えた?」

リチャードは歯を食いしばる。

しかし、偽物が見つかったという報告が。

彼はすぐに、偽のアンシアが目撃されたと報告されている広場に駆け寄った。

広場は花火を見に来た人でいっぱいだ。

(彼女はどこだ?)

花火が噴き出し、夜空を美しく照らしたが、リチャードは花火を一瞥することさえせずに群衆の中を通り抜ける。

「いました!」

リチャードの新しい黒魔道士、コニンが叫ぶ。

「声を抑えろ」

リチャードは冷たく言い放つ。

「も、申し訳ありません」

コニンは謝罪し、口を覆う。

リチャードはコニンが指し示した方向に向きを変える。

金髪の女性のエメラルドの瞳がキラキラと花火を見ていた。

リチャードの心は彼が女性を見た瞬間に沈んだ。

アンシア。

彼女に似た偽物ではなく、ハンカチを母親の墓に縛り付けた女性。

リチャードは自分の気持ちが落ちたと思っていた。

悲惨な現実の中で、家族を持つことへの空想や人生で初めて感じた思いやりのような無駄な気持ちは、すでに埃のように散らばっていると思った。

しかし、そうではなかった。

偽のアンシアと再会したときに彼が特別なことを何も感じなかった理由は、彼女が文字通り偽物だったから。

本物のアンシアを見るやいなや、彼女を手に入れたいという深い欲求を感じ始めた。

「偽物を捕まえましょうか?」

コニンは厳粛に囁いたが、リチャードは唖然とする。

「このバカ!彼女はあなたにとって偽物のように見えますか?」

リチャードに叱られた後、コニンは再びアンシアを見た。

皇太子ブレイクが彼女のそばに立っているのを見て、彼は驚いた。

それでは彼女は本当の王女なのでしょうか?

「彼女は本物ですか?しかし、それらは本当に似ています」

コニンは偽のアンシアに洗脳の呪文をかけたので彼女の顔を知っている。

そして彼らの顔はまったく同じだ。

「も、申し訳ありません」

「・・・」

リチャードはコニンへの怒りを抑えながらアンシアを見つめる

アンシアとブレイクはお互いを愛情を込めて見つめ、気さくに会話していた。

それから、ブレイクは彼女にキスをする。

夜空に打ち上げられる花火の下で、リチャードは二人のキスをはっきりと見ることができた。

拳をきつく握り締めたので、指の爪が肉に食い込んだ。

彼の血は耐え難い怒りで沸き始めた。

(アンシアは私の女性です!)

彼女は私のものだ!

アンシアを所有したいという願望以外に、彼はアンシアがブレイクに盗まれるのを見てもっと怒りが湧いた。

『大嫌い』

その瞬間、リチャードの耳に女性の声が響く。

 



 

『大嫌い』

リチャードは眉をひそめ、耳を手で覆う。

女性の声が再び耳に響いた。

昨夜広場で、彼は女性の声を聞き、彼の頭はひどく痛み始めた。

最終的にコニンの助けを借りて家に帰ることに。

「一体どうなっている?」

リチャードは近年これを頻繁に経験していた。

幻聴を持っていただけでなく、奇妙な夢も見ていた。

夢の中に女性が現れた。

最初はアンシアだと思っていたが、そうではない。

彼女の名前はラオンテル。

アステリック帝国の創設に多大な貢献をした光の魔術師、ラオンテル・ベラシアンと同じ名前。

彼女の記録はほとんどなく、見つかった肖像画は1つもない。

千年前に生きた人の顔さえ知らずに夢を見ることは不可能なはずだ。

じゃあ彼女は誰?

それはただの夢だったが、リチャードは非常に腹を立てていた。

「いったいなぜ私はこんな夢を見るのですか!?」

あの偽物!

そういえば、あの偽物が現れた後、彼はこれらの夢を見始めていた。

それ以来、彼は幻聴と頭痛に苦しんでいる。

リチャードは歯を食いしばった。

彼はすぐに彼女を捕まえなければならなかった。

彼女は普通の女性ではない。

彼女はアンシアと同じ外見と言語スキルを持っていた。

これまでにないほど用心深いテステオンでさえ騙した女性。

記憶を失い、黒魔術で洗脳されていたが、それさえも嘘だったのかもしれない。

皇帝は偽のアンシアを探している。

しかし、彼は皇太子妃のふりをした罪人ではなく、王室の行方不明のメンバーを探しているかのように慎重に行動していた。

彼女は皇室と何か関係があるのだろうか?

リチャードは、あの偽物は自分の人生を台無しにするために来た悪魔のようなものだと感じていた。

しかし、それは反対かもしれない。

あの偽物が大きな秘密を知っていたなら、これはチャンスかもしれないのだから。

アンシアと皇太子が花火の下でキスしているイメージを思い出す。

その瞬間、リチャードは再び腹を立て始めた。

「私はきっと皇帝になる。皇太子を排除し、アンシアを私の女性にします!」

本物のアンシアを見た瞬間から、彼が感じた所有格は急上昇する。

「旦那様、ウェスティン侯爵からのメッセージがあります」

部屋を出ようとした時、執事がリチャードの部屋を訪れた。

何があった?

侯爵はこれまで彼に手紙を送ったことがない・・・。

手紙を開いたとき、リチャードは不吉な気持ちを抱いた。

内容を読んだ瞬間、表情が酷く歪む。

それは婚約解消の知らせだったから。

 



 

リチャードの本物のアンシアへの欲求は消えていなかったのですね。

そして「大嫌い」という言葉は、ラオンテルがフィリップに告げた最後の言葉。

フィリップの魂はリチャードが受け継いでいることは確定のようです。

セルファニアの行方も気になるところですね。

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