悪女なのにママになりました

悪女なのにママになりました【70話】ネタバレ




 

こんにちは、ツバサです。

【悪女なのにママになりました】を紹介させていただきます。

今回は70をまとめました。

ネタバレ満載の紹介となっております。

漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。

又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

【悪女なのにママになりました】まとめ こんにちは、ツバサです。 【悪女なのにママになりました】を紹介させていただきます。 ネタバレ満載の紹介と...

 



 

あの小説の中の悪女に生まれ変わった?

だったら裏切られる前に、彼のもとを去らなきゃ!

カリックス、この結婚…破談にしましょ」

「私からは逃げられませんよ、ルール」

いつかは別の女のもとに行ってしまうくせに…どうして私に付きまとうの?

そしてカリックスの子をみごもってしまうという予想外の展開…再び幸せな日々を送れるかと思ったのもつかの間。

カリックスが他の女とキスする姿を目撃。

お腹の赤ちゃんを守るため、すべてを捨てて遙か遠くへ旅立った。

理性を失うほど執着し始めたカリックスに気づかないまま…

 

ルール・エクレイ:本作の主人公。侯爵家。

カリックス・ロチェスター:原作の男主人公。公爵家。

ラティーシャ:ルールとカリックスの娘。

セア:原作の女主人公。神女。

アリス:魔法使い。ルールの良き相談相手。

アクエルド:ロチェスター家専属の魔法使い。

エドワード:アバロニア皇太子。

アレクシーナ:アバロニア皇女。

【悪女なのにママになりました】まとめ こんにちは、ツバサです。 【悪女なのにママになりました】を紹介させていただきます。 ネタバレ満載の紹介と...

 




 

70話 ネタバレ

悪女なのにママになりました【69話】ネタバレ こんにちは、ツバサです。 【悪女なのにママになりました】を紹介させていただきます。 今回は69話をまとめまし...

登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

  • side ラティーシャ

約30分前。

ラティーシアは贈り物として入ってきた宝石をいじっているうちに突然目眩を感じた。

それで目をギュッと閉じて開けてみると、全く知らない場所に来ていたのだ。

「クララ?」

ラティーシアはゆっくりと辺りを見渡し、メイドの名前を呼ぶ。

しかし、答えはどこからも聞こえてこなかった。

「誰もいませんか?」

ラティーシアは少しイライラして、自分が離れた場所を調べる。

とても狭くて暗い路地。

壁面に忌まわしい文字がぎっしりと書かれており、変な絵もたくさん描かれていた。

「下手な絵」

ラティーシアは眉をひそめて絵を見つめ、最も明るい光が差し込むところに歩き始める。

足音を最大限殺して注意深く歩いていくと、手に持っている宝石にふと思いがついた。

彼女は宝石を人差し指で掴み、微かな日光に照らした。

「さっきは赤だったのに・・・」

宝石は青色に変わっていて、以前にはなかった複雑な文様が刻まれている。

「あ、これ知ってる!魔法の数式だ!」

ラティーシアは宝石を手のひらに置き、転がしてくまなく調べた。

どうやら、これはただの宝石ではなく魔道具のようだ。

「これのせいでここに来たみたい」

ラティーシアは宝石をじっと眺めてポケットに入れる。

こんなプレゼントを誰が持ち込んだのだろう?

「これは後でお母さんとお父さんと、アリスおばさんと、うーん、エクアおじさんにも見せてあげないと」

ラティーシアは再び歩き始めた。

 



 

帝都の道はよく分からないが、明るいところを探して歩き続ける。

「お母さんが心配するよね、また泣くかもしれない」

母の心配でラティーシアはイライラした。

お母さんを泣かせるのは、彼女が一番嫌いなことだったからだ。

ラティーシアは空を眺めながら呼ぶ。

「フェリステラ様?」

子供の近くで鮮やかな青い光が漂っていた瞬間、真っ黒な影が遠くから飛び込んできた。

しかし、ラティーシアはじっとしている。

彼女に触れようとした瞬間、影は青い閃光に飲み込まれて消滅した。

「どうしてラティーを虐めるの?」

影が消えた場所を見下ろしながら、ラティーシアは悲しい声で尋ねる。

子供は宙に向かって何かを呟き、また歩き出した。

攻撃が通じないことを知ったのか、さっきほど襲いかかってくる影はいない。

けれど、ラティーシアはそれらが周辺にあることを感じることができた。

「・・・まだよく分からない」

彼女は独り言を唱えながら頭を上げる。

いつの間にか子供の前を遮った巨大な影が、一つだけの赤い目を輝かせていた。

「フェリステラ様、ラティーはまだ準備ができていませんか?」

ラティーシアが不機嫌そうに尋ねた瞬間。

彼女の青い鳥が何かをする前に、どこからか飛んできた煌めく結晶が影を包み込んだ。

影はあっという間に凍りつき、すぐに粉々に砕け散った。

残りの影がラティーシアに向かって突進すると、さっきの結晶がそれらを凍らせて砕く。

最後に残った影が発悪するように湧き上がり、空から落ちた氷の結晶がそれを突き刺した。

 



 

最後の影まで消えると、辺りは一瞬静かになった。

ラティーシアは冷たい風が吹いてくる方に首を向ける。

そこには人が立っていた。

ふくらはぎまで届く真っ白な髪に、銀色のローブを着て、凍った木べりで作った冠をかぶっている女性。

ラティーシアと目が合うと、女性の透明で氷色の瞳がそっと折れる。

「こんなところであなたに会えるとは思いませんでした」

「ラティーを知ってるの?」

「そうですね・・・」

彼女はラティーシアの前に近づき、ひざまずいて目の高さを合わせた。

「大切な方、私の名前はディアンです。私は冬の塔の魔法使いです」

「冬の塔?」

ラティーシアが聞き返すと、魔法使いは優しく答える。

「ええ。エクアルドに聞きましたか?」

ラティーは首を傾げた。

「お姉さんはエクアおじさんのお友達?」

「お姉さん・・・。そんな風に呼ばれるのは久しぶりですね」

魔法使いがぼんやりと笑う。

「私は皇帝の頼みを受けて、帝都に出没する影の魔物の調査に来ました。冬の塔を長く空けることはできないので、今日一日だけですが・・・、来てよかったです。あなたに会えたのですから」

「ラティーはお姉さんを知らないんですが」

「後で分かると思います。発現がなされれば」

「それは何ですか?」

「それは・・・」

魔法使いが答えようとした瞬間、遠くからラティーを呼ぶ声が聞こえてきた。

「ラティーシア!」

「あ、パパだ!」

ラティーは声の方向に首を傾げてニッコリ笑う。

それからまた首を回すと。

「あれ?」

白い魔法使いは消えていた。

 



 

ラティーが話すフェリステラとは?

魔法使いディアンがラティーを知っているのも気になりますね。

とりあえずカリックスと合流できたので一安心です!

悪女なのにママになりました【71話】ネタバレ こんにちは、ツバサです。 【悪女なのにママになりました】を紹介させていただきます。 今回は71話をまとめまし...
【悪女なのにママになりました】まとめ こんにちは、ツバサです。 【悪女なのにママになりました】を紹介させていただきます。 ネタバレ満載の紹介と...
【結婚商売】まとめ こんにちは、ツバサです。 【結婚商売】を紹介させていただきます。 ネタバレ満載の紹介となっております。 ...
【ルシア】まとめ こんにちは、ツバサです。 【ルシア】を紹介させていただきます。 ネタバレ満載の紹介となっております。 ...
【目覚めたら怪物皇太子の妻でした】まとめ こんにちは、ツバサです。 【目覚めたら怪物皇太子の妻でした】を紹介させていただきます。 ネタバレ満載の紹...

https://sub.tsubasa-cham.com/returners-magic-should-be-specia-matome/