悪女なのにママになりました

悪女なのにママになりました【58話】ネタバレ




 

こんにちは、ツバサです。

【悪女なのにママになりました】を紹介させていただきます。

今回は58をまとめました。

ネタバレ満載の紹介となっております。

漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。

又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

【悪女なのにママになりました】まとめ こんにちは、ツバサです。 【悪女なのにママになりました】を紹介させていただきます。 ネタバレ満載の紹介と...

 



 

あの小説の中の悪女に生まれ変わった?

だったら裏切られる前に、彼のもとを去らなきゃ!

カリックス、この結婚…破談にしましょ」

「私からは逃げられませんよ、ルール」

いつかは別の女のもとに行ってしまうくせに…どうして私に付きまとうの?

そしてカリックスの子をみごもってしまうという予想外の展開…再び幸せな日々を送れるかと思ったのもつかの間。

カリックスが他の女とキスする姿を目撃。

お腹の赤ちゃんを守るため、すべてを捨てて遙か遠くへ旅立った。

理性を失うほど執着し始めたカリックスに気づかないまま…

 

ルール・エクレイ:本作の主人公。侯爵家。

カリックス・ロチェスター:原作の男主人公。公爵家。

ラティーシャ:ルールとカリックスの娘。

セア:原作の女主人公。神女。

アリス:魔法使い。ルールの良き相談相手。

アクエルド:ロチェスター家専属の魔法使い。

エドワード:アバロニア皇太子。

アレクシーナ:アバロニア皇女。

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58話 ネタバレ

悪女なのにママになりました【57話】ネタバレ こんにちは、ツバサです。 【悪女なのにママになりました】を紹介させていただきます。 今回は57話をまとめまし...

登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

  • 反撃開始

ヒキガエル姿の悪魔を注視していると、アレクシーナが驚いた声で尋ねた。

「ルール?まさかあなた、魔法使いだったのですか?」

彼女の目は私の手に握られている杖に向けられている。

私はアレクシーナに向かって照れくさそうに微笑んだ。

「後でまた話しますが、私が魔法使いで、何の魔法を使っているかは秘密ですよ、アレクシーナ」

「わあ、それは楽しみですね?ルールは実は凄い人だったのですか?」

「いや、そこまでではないですが・・・」

戸惑っていると、悪魔の叫び声が聞こえてきた。

どうやら奴はカルナに舌を切られてひどく憤慨したようだ。

巨大な前足をドンドン叩きつけながら熱い鼻息を吹き飛ばす。

その姿が怖いというよりは少しおかしかった。

ヒキガエルの姿だからかな・・・?

(可笑しいなんて。私の豆粒くらいの心臓が、いつの間にこんなに大きくなったの?)

普通の人は人生で一度も見ることができない悪魔を相次いで経験したため、その間に免疫ができたようだ。

慣れたのかな。

信じるところがあるからかもしれない。

他人が戦っている時、私一人だけ後ろで保護されながら右往左往していた時とは違うから。

私は深呼吸し、杖を持った手に力を入れる。

そして精神を集中してマナを集めた。

 



 

ついに悪魔の赤い瞳が私に突き刺さる。

その瞳を見た瞬間、全身が凍りつくようだったが、すぐに気を引き締めた。

大丈夫。

練習した通りにやればいいだけ。

10分、いや、今はそれよりもっと少ない。

カリックスが来るまで耐えればいいのだから。

カルナとアレクシーナ、そして彼女の騎士たちが一緒にいるから十分やってみる価値がある。

頭の中で魔法式を思い出し、呪文を唱えようとした瞬間だった。

シー!

今回もヒキガエルの長くて真っ黒な舌が私を狙う。

問題は最初とは違って舌が二つに分かれたという点だ。

再生しながら強化をしたの?

その舌に魔法をかけることまで考えた。

元々は本体を狙って使おうとしたのだけど・・・。

しかしすぐに、私はカルナ・メイを見下していたことに気づく。

彼女は優雅な猛獣のように素早く動き、他の方向から飛んでくる2本の舌をそれぞれ素早く切り取った。

まさに鬼のような腕前。

どうして人があんなに素早く動けるの?

しかし、彼女の剣術に感嘆している暇はない。

ヒキガエルが今度は方向を変えてアレクシーナとビカスに向かって走り始めたからだ。

幸い、リチャードとジャネットは遠くに離れている。

私は彼らが無事であることを確認した後、ヒキガエルに杖を向けた。

そしてすぐに破砕魔法の呪文を唱える。

「ダナウム・ビード・ビードラブリーズ」

体の中に空虚が生まれて粉々に砕けろ。

残念ながら魔法は悪魔の全身ではなく前足一本に的中した。

しかし、それだけで十分だ。

悪魔が瞬間異常を感知し、前に倒れたのだ。

続いて前足片方が奇怪に膨れ上がり、風船が割れるような音と共に爆発した。

対象の内部に空虚を植え付け、それを膨らませて壊す、破砕魔法が成功したのだ。

 



 

私は実戦で魔法を成功させたという喜びに歓呼するところだったが、すぐに気を引き締めた。

まだ喜ぶ時ではない。

あの悪魔は再生力を持っているようだから。

案の定、壊れた足が再び伸び始めた。

私はカルナと一緒にアレクシーナのそばに駆けつけ、眉をひそめる。

「足や舌を100回攻撃しても意味がないでしょうね」

そういう細かい部分じゃなくて、重要なところ、例えば心臓とか、あの真っ赤な瞳とか。

悪魔の弱点と思われる部分を狙わなければならない。

でも目を合わせるのは大変だし、心臓はどこにあるか分からない。

頭全体を吹き飛ばす方法もある。

見た目はあまり良くないと思うけど。

成功すれば目も一緒に消えるから、あの悪魔を完全に消滅させることもできるだろう。

でも、そのためにはさっきよりもっと近い距離で魔法を使わなければならない。

むしろ私がやられるかもしれない。

あの足に踏まれた瞬間、終わりだと思うけど。

悩みながら戦々恐々としていると、遠くから大きな馬蹄の音が鳴る。

支援軍が、カリックスが到着したのだ。

私はそこに素早く首を向けた。

先頭に立った彼の姿が真っ先に視野に入ってくる。

彼に続く騎士は計6人。

全員が精鋭で、その中にはグランデールもいた。

(デュランスが来なくてよかった)

彼なら無謀な行動をして、あのヒキガエルの前足に踏まれたかもしれないから。

(ところで・・・)

カリックスが、かなり怒っているように見える。

私は彼の近づいてくる姿をじっと見つめた。

ついに顔の表情が細かく見えるようになった頃、彼は私と目を合わせながら眉間をひそめた。

彼の青い目は今まで以上に鋭く、怒りに満ちている。

そして、その感情は私に向けられたものだ。

彼の鳥籠の中におとなしく閉じ込められておらず、あえてここまで飛んできてしまったから。

 



 

空虚魔法は想像以上の破壊力ですね。

ルールの経験が積まれれば、かなりの戦力になるのではないでしょうか?

まずその前にカリックスがルールを監禁してしまうかもしれませんが・・・。

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