悪女なのにママになりました

悪女なのにママになりました【128話】ネタバレ




 

こんにちは、ツバサです。

【悪女なのにママになりました】を紹介させていただきます。

今回は128をまとめました。

ネタバレ満載の紹介となっております。

漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。

又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

【悪女なのにママになりました】まとめ こんにちは、ツバサです。 【悪女なのにママになりました】を紹介させていただきます。 ネタバレ満載の紹介と...

 



 

あの小説の中の悪女に生まれ変わった?

だったら裏切られる前に、彼のもとを去らなきゃ!

カリックス、この結婚…破談にしましょ」

「私からは逃げられませんよ、ルール」

いつかは別の女のもとに行ってしまうくせに…どうして私に付きまとうの?

そしてカリックスの子をみごもってしまうという予想外の展開…再び幸せな日々を送れるかと思ったのもつかの間。

カリックスが他の女とキスする姿を目撃。

お腹の赤ちゃんを守るため、すべてを捨てて遙か遠くへ旅立った。

理性を失うほど執着し始めたカリックスに気づかないまま…

 

ルール・エクレイ:本作の主人公。侯爵家。

カリックス・ロチェスター:原作の男主人公。公爵家。

ラティーシャ:ルールとカリックスの娘。

セア:原作の女主人公。神女。

アリス:魔法使い。ルールの良き相談相手。

アクエルド:ロチェスター家専属の魔法使い。

エドワード:アバロニア皇太子。

アレクシーナ:アバロニア皇女。

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128話 ネタバレ

悪女なのにママになりました【127話】ネタバレ こんにちは、ツバサです。 【悪女なのにママになりました】を紹介させていただきます。 今回は127話をまとめま...

登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

  • 兆候

カリックス・ロチェスターは結婚式の準備で、そして帝都のあちこちを歩き回って調査するのに忙しい日々を送っていた。

最近、皇太子と神女の動きが尋常ではない。

チェドワース侯爵家は、どういうわけか息を殺しているようだが、皇太子は神殿への出入りが頻繁で、神女と会う姿をよく見せている。

あの二人は何か企んでいるに違いない。

たぶんルールと自分の結婚式を邪魔するつもりなのだろう。

カリックスは激しく歯軋りをした。

「主君!ここに何か見つけました!」

ブリルが渡した神女のルートに沿って首都のあちこちを捜索してから1時間目。

ついに彼の騎士が何かを見つけ、急いで彼を呼んだ。

騎士が発見したのは地下に向かう秘密通路。

暗くて陰湿な、怪しい気配が漂っていた。

「あの、本当に入るのですか?」

松明を手にして通路に入ろうとすると、騎士が臆病な声で尋ねる。

カリックスは舌打ちして冷たく答えた。

「ついてきたくなければ来なくてもいい」

「ち、違います!」

騎士は素早く答え、その他6人の騎士がカリックスに続く。

彼らはゆっくりと通路の中に入った。

地下に続く狭い階段は真っ暗で湿っていた。

そして、くどい匂いがする。

松明に照らされた壁には奇妙な模様が描かれていた。

誰かがここで違法な呪術をしていることは明らかだ。

ついに通路の先に着くと、小さな扉が現れた。

カリックスは手袋をはめた手で扉を開けて中に入る。

一点の光源も見当たらない暗い洞窟の中。

身の毛がよだつように啜り泣く声が聞こえてきた。

カリックスと騎士たちは剣を抜いて慎重に動く。

もう少し深く入って松明で内部を照らすと、廊下にあったような紋様が床や壁、天井にぎっしりと描かれていた。

 



 

「これは一体・・・」

つぶやいた言葉に、暗闇の中でうずくまっていた形がビクッとした。

カリックスはゆっくりとそっちに近づく。

「しゅ、主君!危ないです!」

ついに松明に照らされた対象の姿に騎士たちが驚愕する。

長く伸びた黒髪と灰色の肌、白身がほとんど見えない瞳。

「ま、魔女だ!」

「主君、魔女です!何をするか分かりませんから、下がってください」

カリックスは大げさな騎士たちを無視して魔女に近づいた。

松明で照らしてみると、魔女の足首には足枷がかけられている。

「お前はどうしてここにいるんだ?答えなさい」

カリックスが魔女に尋ねると、彼女は激しく首を横に振りながら泣き出す。

彼女は彼の質問に答えるのを恐れているようだった。

「ここからあなたを連れ出すことができる。あなたの故郷がどこなのか教えてくれれば、そこに行くまで手伝うことができる。君をここに閉じ込めた者は誰なんだ?」

カリックスの落ち着いた声に、魔女は少し落ち着きを取り戻し泣くの止める。

よく見ると、彼女の体には虐待された跡がいっぱいだった。

 



 

魔女はカリックスと騎士たちをチラリと観察し、尋ねる。

「あ、あなたは誰なのですか?」

カリックスは自分の指輪に刻まれた家門の紋章を見せながら答えた。

「ロチェスター大公だ。私には君を無事にここから連れ出す能力があるから信じてもいい」

魔女は目を見開いて、しばらく躊躇ったあとに口を開く。

「わ、私はクイントンです。地方の西の森で住んでいました。どうか、私を隠れ家に戻してください。そ、そこで、静かに暮らさせてください。わ、私は今まで人間を傷つけたことはありません。私は、あの女性の言う通りにしただけです、お願いします・・・」

「女性?」

カリックスが聞き返す。

魔女はすぐ答えようとしたが、立ち止まった。

やがて魔女の体が硬くなり始める。

まるで見えない大きな手が彼女の体をぎゅっと握っているような。

魔女が息を呑むように苦しみ出すと、カリックスは彼女に手を伸ばす。

しかし、その手が届こうとした瞬間、突然魔女の体に火がついた。

「ああっ!」

「主君!避けてください!」

騎士たちはカリックスを素早く後ろに引っ張った。

魔女は悲鳴を上げて燃え上がり、彼女を飲み込んだ炎は、すぐにその体を灰にした。

カリックスと騎士たちは虚しい表情で灰の山を眺める。

「これは一体・・・」

騎士の一人がぼんやりと呟く。

カリックスは剣先で灰の山を切り抜け、その場に描かれた魔法式を確認した。

「召喚魔法だ。ここから魔物を呼び寄せたようだね」

「え?じゃあ・・・」

「足枷には発火魔法式がある。秘密を口にすれば作動する原理なのだろう」

調査を終えたカリックスは、騎士の方を振り返る。

「首都に魔物を放している背後が魔女を利用した。皇室に連絡して捜査官を送るように要請してくれ。とりあえず外に出よう」

「わ、分かりました」

彼らは急いで再び階段を上がった。

しかし半分ぐらい上がった頃、外から空が崩れるように雷鳴が聞こえてくる。

「どうした?」

カリックスは急いで通路を出た。

外の空気を吸い込みながら頭を上げるやいなや、奇異な闇が空を襲い始めるのが見えた。

 



 

魔女を操っていた女性の正体とは?

ルール?

それともセア?

そして空の様子が変わったのは、何の兆候でしょうか?

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