悪女なのにママになりました

悪女なのにママになりました【111話】ネタバレ




 

こんにちは、ツバサです。

【悪女なのにママになりました】を紹介させていただきます。

今回は111をまとめました。

ネタバレ満載の紹介となっております。

漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。

又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

【悪女なのにママになりました】まとめ こんにちは、ツバサです。 【悪女なのにママになりました】を紹介させていただきます。 ネタバレ満載の紹介と...

 



 

あの小説の中の悪女に生まれ変わった?

だったら裏切られる前に、彼のもとを去らなきゃ!

カリックス、この結婚…破談にしましょ」

「私からは逃げられませんよ、ルール」

いつかは別の女のもとに行ってしまうくせに…どうして私に付きまとうの?

そしてカリックスの子をみごもってしまうという予想外の展開…再び幸せな日々を送れるかと思ったのもつかの間。

カリックスが他の女とキスする姿を目撃。

お腹の赤ちゃんを守るため、すべてを捨てて遙か遠くへ旅立った。

理性を失うほど執着し始めたカリックスに気づかないまま…

 

ルール・エクレイ:本作の主人公。侯爵家。

カリックス・ロチェスター:原作の男主人公。公爵家。

ラティーシャ:ルールとカリックスの娘。

セア:原作の女主人公。神女。

アリス:魔法使い。ルールの良き相談相手。

アクエルド:ロチェスター家専属の魔法使い。

エドワード:アバロニア皇太子。

アレクシーナ:アバロニア皇女。

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111話 ネタバレ

悪女なのにママになりました【110話】ネタバレ こんにちは、ツバサです。 【悪女なのにママになりました】を紹介させていただきます。 今回は110話をまとめま...

登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

  • それぞれの意思

セアがカリックスを容赦なく非難すると、ブリルが会話に割り込んだ。

「ちょっと落ち着いてください、神女様。大貴族の皆様と皇家の一員たちがご覧になっている席ではありませんか」

「・・・」

するとセアはブリルを睨みつけ、礼拝堂の中をさっと見回して後退する。

ブリルは騒々しい空気を落ち着かせようと手を叩きながら言った。

「さあ、とりあえず皆さん落ち着いてください。まず、大神官は信託をどう思いますか?」

ブリルが大神官を見ながら丁寧に尋ねると、大神官はセアの顔色を伺いながら答えた。

「私はもちろん同意します。フィニス様の意思が大神殿の意思です。この信託は必ず実現されなければならないでしょう」

「了解いたしました」

ブリルは淡々とした声で話し、すぐに皇帝に尋ねる。

「それでは、尊厳ある皇帝陛下はこれをどう思いますか?」

「私は・・・」

皇帝はカリックスにチラリと目を通し。奇妙な目つきで私を見つめた。

そうするうちに皇帝の視線がアレクシーナ皇女に向けられる。

やがて皇帝は宴会にでも来たかのように気怠い笑みを浮かべながら言った。

「私はロチェスター大公の意思を尊重する」

礼拝堂が再びざわめき始める。

ブリルが「静かにしてください」と優しく告げると、すぐに静かになった。

その後、ブリルは皇太子とアレクシーナ皇女にも意思を尋ねる。

アレクシーナ皇女は皇帝と同様で、カリックスの意思を尊重すると言う。

しかし皇太子は信託は必ず実現されなければならないと、大神官と同じことを言った。

残るは3人の枢機卿が下す結果。

仮に、一人でも意思を異にすれば、今日のこの会議はうやむやに終わるだろう。

もしそうなったら、波紋は大きい。

今日の出来事は、すぐ帝国全域に広がるだろう。

 



 

私はカリックスをチラリと見た。

実際、私は期待していなかったのかもしれない。

彼が私の味方になってくれるなんて。

けれど、カリックスは私を選んだ。

あらゆる危険を冒して、それ以外に選択肢は一つもないかのように、当たり前のことのように。

嬉しくて胸がいっぱいになる。

そのためだろうか?

迫り来る破局も、神の怒りも怖くなかった。

心臓が激しく鼓動する。

今すぐ、彼に私のすべての秘密を打ち明けたい。

私が誰なのか、なぜ逃げるべきだったのか、今まで何を恐れていたのかを・・・、全部。

早くこの時間が過ぎ、彼と二人きりになることを望んだ。

 



 

「それでは最後に、兄弟の意思を問わなければなりませんね」

ブリルは他の二人の枢機卿を見る。

二人は厳粛な表情で向かい合って、すぐに口を開いた。

「私たちは大神官と神女様の意思に従います。ブリル枢機卿、あなたは?」

金髪の枢機卿がブリルに向かって尋ねると、礼拝堂内のすべての人の視線がブリルに注がれる。

緊張感が漂う中で、ブリルがゆっくりと口を開く。

「私は・・・」

彼の返事を待っているその短い瞬間が、とても長く感じられた。

「大公殿下の意思を支持します」

「・・・!」

「え、何だって?」

「ブリル枢機卿、今何と・・・」

枢機卿たちと大神官は衝撃を受けた顔でブリルを眺める。

驚愕したのは彼らだけではない。

この場に集まった皇族と貴族たちは皆、信じられない表情をしていた。

「ブリル枢機卿は・・・、神女様の再側近ではなかったのか?」

「これは一体どういうことだ?」

その時、騒々しい人波をかき分けて、誰かがブリルに近づく。

このような状況でも全く慌てず堂々とした態度。

セアだった。

「ブリル」

セアが穏やかな声でブリルを呼んだ。

彼女の顔には慈悲深い笑みが浮かんでいる。

「今回だけもう一度チャンスをあげます。今言ったことは撤回するようにしてください。そして私のところへ戻ってきなさい。全部目を瞑ってあげるから」

ブリルが虚しい笑みを浮かべた。

「神女様。私はフィニス神を祀る者であって、神女様の召使ではありません」

「ブ、ブリル枢機卿!」

「神女様に何て無礼な・・・!」

他の枢機卿たちがブリルを止めたが、彼は気にしなかった。

「すべての万物を公平に撫でるフィニス神がそのような信託を下したとは、私には信じられません」

「・・・」

氷河のように冷たくなった雰囲気の中で、セアの声がハッキリと響く。

「では、あなたの言うことは、つまり私が信託を作り上げたということですか?」

「そこまでは話していなかったのに、なぜ先に進むのか分かりませんね。神女様」

「ふざけないで、ブリル。今あなたは神女の私を信じないと宣言するのですか?」

「はい、宣言します」

滞りなく出てきたブリルの一言に、ただでさえ沈んだ空気がさらに重くなった。

セアの両拳が震えているのが見える。

「この場を借りて宣言します」

ブリルは今日この会議に出席した全員に大声で話した。

「私は大公殿下の意思を支持し、これ以上神女様に従いません」

 



 

皇帝もセアのことを疑っているのですね。

カリックスと何か事前に話していたのでしょうか?

そして、ブリルの発言。

ここからの展開が非常に気になります!

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